インプラントの病理学


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10:00~17:00
松坂賢一
東京歯大学臨床検査病理 教授

 


抄録

インプラント治療における生体応答 -病理学および臨床検査学の立場から―

 

歯科インプラントは生体内である顎骨内に維持され、上部構造は生体外である口腔に存在することによって機能している。つまり、生体の外部環境の影響が直接生体内に伝わる状態にある。インプラント治療は生体内に医療材料を用いることが前提であるため、材料に対する生体応答を常に考えて治療に臨む必要がある。インプラントを顎骨に維持するためにはどのようなことが生体で起こっているのか、インプラントが脱落するということは生体で何が起こっているのかを病理学的見地から検討する。そして、インプラントに対する応答は患者個人の様々な要因によって異なった反応を示すことになる。口腔のみならず患者の身体的、全身的な状態を把握することがインプラント治療の成否につながるだろう。

本講演ではインプラント治療に必要な臨床検査とそのデータの解釈について、そして病理学的に考察したインプラント治療時における意識すべき生体応答について解説する。

 

 

略歴等——————

氏名:松坂賢一(まつざかけんいち)

 

平成2年 東京歯科大学卒業

平成6年 東京歯科大学大学院歯学研究科修了(解剖学専攻)

平成6年 東京歯科大学助手(病理学講座)

平成9年 オランダ王国ナイメーヘン大学へ留学

平成17年 東京歯科大学准教授(臨床検査学研究室助教授)

平成27年 東京歯科大学教授(臨床検査病理学講座)

 

専門医等

厚労省 解剖資格認定医

日本病理学会 口腔病理専門医

日本臨床細胞学会 口腔細胞診専門医

日本口腔インプラント学会 基礎系指導医

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